声が裏返る原因
皆さんこんにちは。シンガーソングライターのMARUです!ボーカリスト初心者の方や、
カラオケでうまく歌いたい方などに
書かせていただいているこのブログ。
今日はよく受けるご質問で、
「声がすぐ裏返ってしまうんですが、
どうすれば上手くなりますか」というご質問です。
まず自分の出せるの音域ギリギリなのか、
それともそれを飛び越えて、自分の能力以上の高いところで歌っていないかをチェックしてみてください。
ただかっこよく高いところを出せたらすごいからといって自分の出せるキー以上の歌を歌おうとしても当然出ませんし裏返ります。
だったら自分の音域に下げてきちんと歌ったほうが当然安定してよく聞こえます。下げる事は恥ずかしいことじゃありません。
変に上げてボロボロな姿を見せる方がよほど恥ずかしいです。何回かそういう高いキーの歌を歌ったら声が枯れてしまった。
それじゃあ意味がありません。
今まできちんと学んできた方ならそれなりのことができるはずですから、せっかく学んだことが生きないのは、もったいないですよね?
自分の実力以上のところをできるようにするために学んでいるわけですから、低いところから徐々に喉に当たらなくなったら、+1ずつ上げていかないと何日かけても目指すキーには辿り着きません。
もう一つ考えられるのは、高い声は下半身からと言いますけど、下半身による支えが足りない。
これもよくある話です。
高い音と言うのはどこかで支えないと
ぐらついてしまって、裏返ってしまいます。
その支える部分が下半身です。
じゃあ仁王立ちして歌えばいいのか?
と言えばそうでもありません。
すべての体重は腰で支えていると接骨院の先生も言われますが、そういう意味では合っています。
ですがもう一つはお尻の穴です。
お尻の穴を締めることによって声も締まり、
シャープで焦点が定まるようになります。
コントロールの効く声になるという事です。
何かやるのはその後です。
その上で自分のキーはどのくらいなのか、
自分に合う歌はどれなのか。
後は何をやるにしても姿勢が悪いと声が引っかかります。
出ないからといって、力で出そうとして歌うと喉を痛めます。それでポリープを切っている人が何人も身近に見ています。
まずは基本から抑えて行ってみてください。
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