地声で歌が上手くなりたい!地声を強く出したい人のボイトレ発声方法は?
みなさん、こんにちは。MARUです。
私は地声が低いとか、最近の曲はキーが高くてでない。
私は地声をもっと伸ばしていきたいんだ!
そんな方のために今日はブログを書きました。
そりゃ、そうですよ!だって地声は日常で一番使うであろう
声だからです。歌だって地声が基本となっていますし、
圧力だって強い。
地声がきちんと出せる前提があってこその裏声です。
だけど裏声だって必要です。人間の切なさを表現するには
裏声必須です。
両方必要なんです。そこ勘違いしないように。
地声だけ偉いんじゃないんですよ?
さあ、それを踏まえたうえで地声にコンプレックスをお持ちの方へ
書かせていただきます。
地声を強化したいなら、声質を変えるべし
だいたい皆さん、自分の歌声嫌いじゃないですか?私もそうでした。
だけどね、そもそも日本語じたいどうしても喉に当たるように出来てる言葉なんですよ。
仕方ないんです、そこは。
喉に当てながら歌い続けると痛めてしまうのはもちろん、
響きも暗くなり、こもって相手に伝わりにくくなってしまいます。
歌手は声の当てる場所すら皆さんとまったく違うんです。
暗い歌だとしても歌手というものは、特殊な技を使って
声の響きを明るくして相手に届きやすくしています。
日本語じたい響きが暗くなりやすい言葉なんですよ。
口先だけで発音できてしまうからです。
みなさんに誤解しないでほしいのは、
喋ることと歌うことはまったく別の作業なんです。
よく専門家が喋るように歌えというのは基礎がわかってきた人に対して言うものであって、
素人が勘違いして喋りと同じように歌ってしまうと喉を壊すという事だけ覚えて下さい。
喋るように歌えというのは、基本の声の出し方を踏まえた上で、その発声に
置き換えて、喋るときのように感情を使って表現しろということであって、
普段のおしゃべりような声の出し方で歌ってしまうとたった2センチしかない(女性の声帯は1センチ)声帯を壊してしまいます。
よって正しい発声を身につける必要があります。
歌声を変えていく時に邪魔するもの
でも絶対8割以上の皆さんが次の落とし穴にはまってしまい、結局変わらないんですよ。
なんだと思いますか?それは、
☆モテたい、イケボになりたい、
可愛い声になりたいなどの欲望
☆なんとかさん(好きな歌手)みたいな声になりたいなどのモノマネ欲求
これがあるうちは絶対といっていいほどあなたの声は変わりません。一生変わりません。
あなたの声はあなただけのものです。誰にもない素晴らしい声なんです。
それを使いましょう。嫌いな声も好きな声質にあなたの素材をいかしたまま
変えていけるんです。
地声はどんどん出なくなる
ここでもうひとつ勘違いしないでほしいのが、歌は努力です。
トレーニングして一時的に上手くなったとしても、サボっていると
年をとればとるほど下手になります。早い話が声が若い頃より
出なくなります。何故か?
努力をおこたっていたから?
歌はスポーツです。ボイトレだけでは上手くなりません。
ボイトレは声の正しい通り道や声のあてどころを
手助けする程度のものなんです。
スポーツですから人によって
運動できるレベルが違います。それによって生じる
歌声の変化というものもありますので
それは仕方ないですよね。でも、できることすらやらないと、
声は出なくなるいっぽうですよ。
ボイトレだけじゃなく何を一緒にやるのか?
それは筋トレです。特に身体の裏を鍛えましょう。
声を出すのに必ず使います。背筋、腰を特に。
歌は腹筋と思われるかもしれませんが、
圧倒的に沢山助けてくれるのが身体のうしろです。
私はスクワットをおすすめしています。
腹式呼吸を身につけよう
声を出すためには呼吸というものがベースになるんですよ。
どの息に声をのせるのか。
浅いところで吸ってしまうと胸に入ってしまって喉声になります。
そのまま歌うと喉を壊します。
身体の深いところから吸わないといけません。
☆まずは寝ましょう。寝ているときは無意識に腹式呼吸になります。
何も考えない方ができます。わかるまで何日でも寝ましょう。
結論から言うとお腹と腰が膨らみます。
ただし、これが先にわかったからじゃあ、
「お腹と腰を膨らませるぞ!」と意識してやると
失敗します。できません。
コツはお腹と腰に手を添えたまま本当に寝るつもりで
ダラーンとすることです。ず~っとわかるまで
寝ててください。何処が膨らんだのか無意識に
疲れをとるつもで寝ていると、ふと気づく瞬間が
あります。
☆呼吸をつかんだら、今度は起きて同じように呼吸してみましょう。
息を吸って吐きます。このときには寝た時と同じように鼻から吸って
鼻から吐きましょう。鼻から吸うと自然に腹式呼吸になります。
だいたい皆さん、口で吸うから胸に入って喉に入るし、
喉も乾燥するし自分で自分をダメにしてるんですよ。
コツは鼻から吸って鼻で吐くことです。
☆次は鼻から吸って息を吐く時に息に声をのせてみましょう。
この時は声を乗せるわけですから自然と口から吐くことになります。
「あ~」とか、「こんにちは~」
とか、簡単な言葉で練習しましょう。
普段と違う楽な声の出し方になるはずです。
まずは、これで声を出すと枯れないです。
強い地声も声量アップも、
高い地声も基本は正しい発声
さっき腹式呼吸をやりました。それをつかんだら、いよいよ発声方法を
学ぶわけですが。地声を強く出したい、高い声を地声で出したい、
色々ありますけど全部に共通するのはベースになっているのが
基本の正しい発声法だということです。
これは
何処から息を吸って声を何処に向かって流すのか。
最終的には何処に声を当てるのか
というところまで全部繋がっていますのでひとつも
サボってはいけません。
声を出す基本となる初期設定というものを身につけましょう。
どんな歌でもこれがもとになって応用します。
☆お尻の穴を締める(声のもとをキュッと締めます。息はお尻の穴から吸うつもりで)
☆キリンの首になる(首を縦に長くのばします)
☆頭上の風船を割る(頭の上にガスの入った風船をイメージ。それを声でパン!と割るように
声を出します。実際にパン!と言いながら練習しましょう)
声のもとはお尻の穴です。お尻の穴をキュッと締めてみましょう。
お尻の穴を締めるとおへその下あたりに力が入り、
自然と腹式呼吸のもとが出来上がります。
次にキリンの首といって、キリンさんのように首を縦に伸ばしてみてください。
今まで首や喉に力が入っていた事を忘れて、なんとなく首全体から
歌っているように思えます。
次に頭上の風船を割るですが、頭の上にガスの入った風船があるイメージを
持ってください。
お尻の穴から息を吸って声をキリンの首までまっすぐ流します。
さらにお尻の穴を締めながら、キリンの首になりながら、上に通した
声であたまを突き抜けて頭の上の風船をパン!と声で割ってみましょう。
かなり大きな声になるはずです。
声量アップというところはクリアできますよね。
高い声を出すにも、この風船というのが大活躍します。
この風船の位置を一番高い音とイメージしながら
息を吸い、お尻の穴、キリンの首、頭上の風船を割るという
声の流し方をしてパン!パン!風船を割って声を出します。
最初はひたすら風船を割ります。そのあとは
それを歌に応用し、歌詞をつけてワンフレーズでも
歌ってみてください。
いちいち風船を割りながら歌うんですよ?
出来ない時は ゆ~っくり風船を割りながら
確実に初期設定で歌いましょう。
このやり方は動画でも詳しく解説しています。↓
地声で歌が上手くなりたい!地声を強く出したい!地声を高くしたい!
https://form.os7.biz/f/e1d18251/
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